街の中、子どもの時間を想う人との出会い。-箕郷の新しい薬局さんと小児科さん-
2019年の冬、高崎の箕郷町に新しい小児科と薬局ができました。お隣同士の『箕郷いずみクリニック』さんと『プラス薬局みさと店』さんです。
小児科と薬局と、私たちの生活に嬉しい新しい場だなあと感じました。訪問から時間が経ってしまいましたがブログでご紹介させていただきます。
◎『お母さん先生』:箕郷いずみクリニックさん
子どもの元気な笑顔のようなおひさまのマーク!
以前のスーパーまるおかさんがあったの場所の道の反対側の箕郷中学校のお隣、箕郷いずみクリニックさんです。
内覧会の日の朝、おじゃましました。
箕郷いずみクリニックの小児科の先生は小さなお子さん3人のお母さん。
開院する数ヶ月前から、病院の待合のおもちゃのコーナーのおもちゃをMOMOに相談に来てくださいました。
できるだけ丈夫で、安全なおもちゃ、空間を彩る物など、子どもたちの顔を浮かべながらお選びくださいました。さすがお母さん先生のチョイスでした。
先生が気に入ったビー玉が空を飛ぶ、素敵なモビールは、空間にぴったりでした。
お医者様にこどもの病気のことを質問しにくいことがありますよね。
開院の中の本当に忙しい中で、来院する子どもたちを思っておもちゃを選ぶ先生だから、小さなお子さん3人のお母さんだから、きっとお母さんの気持ちをわかってくれるのでは、と思います。同じ悩みを乗り越えていると思います。
先生もお母さん方との信頼関係が生まれるとお仕事の励みになると思います。
先生、私も応援しています!
箕郷いずみクリニック
◎『コミュニティーを育む薬局』:プラス薬局みさと店さん
箕郷いずみクリニックさんのビルのお隣、こちらは『プラス薬局みさと店』さん。
こちらの新築の建物の設計はなんとプラス薬局さんのお嬢さんです。
オープンしたばかりで外構工事中でしたが、プラス薬局さんの建物の中におじゃまして見学させていただきました。
この建物は、薬を買う薬局を居心地・居場所を備えたコミニティーの場所としても機能する場所として設計されたそうです。
《プラス薬局さんの「居場所づくり」のいろいろ》
『プラス薬局さん』との出会いのきっかけは、遊びのコーナーの為のおもちゃをMOMOに買いに来てくださったのがきっかけでした。
・遊びのコーナー
ままごと用のキッチンや、おもちゃを置いた遊びのコーナーが用意されています。
お薬を待ちながら、陽だまりの中でゆっくり遊ぶ、親子の姿が目に浮かびます。
流し台の赤い扉がこどもたちをままごとあそびに誘うでしょう。
※こちらの赤い扉の流し台(『nic流し台+オーブン』)は惜しまれつつも生産が終了しました。プラス薬局さんではこれから長い間子どもたちに使ってもらえるのですね。嬉しいです。(※『nic流し台+オーブン』1台のみ店頭在庫がございます。)
遊びのコーナーの他にも様々な居場所が作られていました。
・漢方コーナー
一般的なお薬の他に、「漢方」を相談して煎じていただける漢方コーナーがありました。写真左手前が「漢方コーナー」です。
漢方が並びます。ここには体調をゆっくり相談できるテーブルがありました。
写真にはありませんが、煎じた液体の漢方を一杯分持ち運べる様にパックする特別な機械がありました。私も煎じた漢方のお試しパックをいただきました。画期的です!早速家で飲みました。ナツメが入ったとても飲みやすい漢方液でした。この様な漢方を体調に合わせて煎じて作ってくれるそうです。
※漢方や漢方についてのサービスは詳しくはぜひ、プラス薬局みさと店さんへお問い合わせください。(私の説明が間違っていたら申し訳ありません。)
・小さな教室
玄関から中へ入ると、すぐに「黒板」があります。こどもが絵を描いたり勉強をしたりできます。
「テーブルでこどもたちが宿題をして薬を待つこともできますよ。」と奥様がおっしゃっていました。
・マルチルーム
授乳や着替えもできそうです。
・だれでもトイレ
つい入りたくなる可愛いサインのトイレです。
・熱があるときは、車から降りなくていい「ドライブスルー」
薬をもらう様な時には、車から出たくない時ありますよね。
建物の外には、乗車したまま受け取れるドライブスルーがありました。
ぜひ利用してみたいです!
《思い出が生まれる空間》
この建物を設計したプラス薬局さんの娘さんは、シュタイナー教育の幼稚園に通っていたそうです。
「幼稚園でのサヨナラの時に先生がこのオイルを手にちょんとつけてくれたのですよ。」と奥様は懐かしんで、MOMOでヴェレダの『アルニカマッサージオイル』を買ってくださいました。
子育て中の小さな嬉しいことは、子どもにも親にも、前に進む力となります。そして思い出として心に残ります。
この香りのお話の様に、ここ薬局でこれからたくさんの嬉しい思いが生まれるのでしょうね。
広々とした空間は、薬を買うことだけではない、コミニティーが生まれる・育まれる空間でした。
プラス薬局みさと店
住所:〒370-3107 群馬県 高崎市箕郷町矢原15-1
電話番号:027-386-5660
子どもがあそぶ空間作りでの出会い
あれからもう、3ヶ月が経ちました。2つの場所には、たくさんの子どもたちや大人の方が訪れていることでしょう。
小児科さんも風邪の季節でお忙しいことでしょう。プラス薬局さんのドライブスルーも使われているのでしょうね。
街に子どものための小さな空間を作ろうと思う方がおもちゃ屋MOMOに来てくれます。お客様はおもちゃと出会い、私たちは子どもの時間を想う人と出会えます。私たちはそんな気持ちに応えることができる様、できるだけ長く使えるおもちゃをご紹介しています。
居心地のいい空間には居心地のいいわけがあります。それは空間を作りたいと思った人がそこにいるからです。
こらからも街の中に、ひとりひとりが育つ時間の居心地のいい空間ができるといいと思います。おもちゃは居心地のお手伝いをしてくれます。私たちMOMOも空間や目的に合ったおもちゃをこれからもご紹介できたらと思います。
年末年始で忙しく、やっと今頃、ご紹介できました。
私もそろそろまた漢方を煎じてもらおうと思っています。
写真・文:MOMO 店長 もぎしづこ
【New】『未来への贈り物』“MOMO for Place”
子どもの居場所づくりのお手伝いしています。どうぞご相談ください。
→詳しくはこちら:【ブログ】『未来への贈り物』“MOMO for Place” 始まります。
(※今回ご紹介した小児科さんと薬局さんはMOMO for Placeでのプランニングではありません。)
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