「人とモノが生み出す時間と空間」MOMO24回目のクリスマス!ありがとうございました。
12月のある日、私(MOMO店長)が誕生日なんですよ、という話をそばで聞いていた女の子が「おめでとう!」と、ケーキを作ってくれました!
そして12月はMOMOがオープンした月でもあります。
24年前に、たまたま、読み終わった本ミヒャエルエンデの「MOMO」。おもちゃ屋の名前を明日までに決めなきゃならなくて、そうだ「MOMO」で。と。
あれから24年の長い年月、おもちゃ屋のMOMOは、子ども・時間の本の『MOMO』ようになって、街の中にあるように思います。
お子さんのことを想っておもちゃを選ぶ時間。
お孫さんのことを想っておもちゃを選ぶ姿。
選ぶ時間も楽しい時間。
24年目になり、お孫さんにおもちゃを選ぶ方が増えています。
人生の先輩としての経験を基に、孫に体験してもらいたいこと、成長に必要なものを考えおもちゃを選んでいらっしゃいます。
子どもを想ってモノ(おもちゃ)を選んだ時間は、選んだ人の想いの時間をモノが引き受けてくれます。それからの長い長い時間、子どもとモノの楽しみと成長の時間が始まります。
24年の間にMOMOでお客様に選ばれたおもちゃが、ご家庭や園で、子どもたちの遊び道具となっていることが嬉しいです。
ひとりひとりの「サンタクロースの贈り物」
クリスマスイブ、最後のお客様のお話です。
サンタさんに『お医者さんセット』をお願いした6才の男の子。お母さんは6才にふさわしいおもちゃを選びたいと迷っていました。
お母さんが男の子が遊んでいるすきに私のところへ来ました。「MOMOさんお医者さんセットは2、3才頃のおもちゃですよね?」「お母さん、お子さんはお医者さんの職業としての魅力を感じ、遊びで体験したいのではないでしょうか。」と彼が欲しい理由を考えお話しました。
しばらくして、男の子は自分のところに戻ったお母さんに言いました。「お医者さんセットじゃなくても、ぼく、サンタさんが選んだ物ならなんでもいいんだよ。」と。不思議です。サンタさんが悩んでいることがわかるのでしょうか?
男の子は先にお父さんと店を出て車に乗りました。そしてお母さんは他のおもちゃと悩みましたが…。
サンタさんから何が届いたのでしょうか?今頃、男の子のもとには届いている頃ですね。
子どものためにおもちゃを選ぶ時、ひとりひとりのあたたかい物語があります。
24回目のクリスマス、ありがとうございました。
MOMOではいつも誰かが何かを作っています。
子どもも、
大人も。
「MOMO」という時間と場所を作って下さったのもみなさんです。
人とモノが生み出す時間と空間MOMO。
24回目のクリスマス!皆様本当にありがとうございました。
ご家庭にもおひとりにも、ひとりひとりが穏やかな喜びのクリスマスの時をお過ごしになりますように。
MOMO店長 もぎしづこ
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