2018-05-29
4月22日(日)工藤由美「暮らしのお針子時間」
4月22日(日)工藤由美(くどう よしみ)「暮らしのお針子時間」
『針を持ってちくちくと手を動かすと、いつのまにか無心になって気持ちが落ち着きます。』
と、工藤由美さんからの「お針子の時間」の募集の言葉にありました。
工藤由美さんのお声がけで、お針子時間を楽しむために、いろいろな町から、いろいろな人が、momoエルデに集まりました。
同じものが好きな方は、なんだか同じこころの波長を持っているようで
がんばらなくていい、ちょうどいい、ほっとしたいい空気。
赤ちゃんからどんな年齢の方まで
生活に、そばにあるものは
肌触りがやさしい、心地よいもの
こころに寄り添うもの、
好きなものが、いいですね。
工藤由美さんの作った布のモノは、
私たちが紹介している「赤ちゃんのおもちゃ」と、似ていると感じました。
ひとがひとを思って作ったモノ。
肌が、唇が優しさを感じます。
生活の時間が、そおっと潤います。
工藤由美さんの「暮らしのお針子時間」の日お話です。
工藤由美さんご紹介ブログ
工藤由美「暮らしのお針子時間」の会場:エルデ
由美さんの時間と皆さんの時間を繋ぐのは、momoとエルデの場所です。
momoエルデでは、今までいろいろな時間がありました。
こどもにも、大人にも、
「喜びの種」になるものを探して、お渡しするところエルデです。
4月22日日曜日の「暮らしのお針子時間」
この日は初夏の陽気となりました。
エルデの若葉はもりもりと成長し、輝いています。
ここが、「暮らしのお針子の時間」となります。
準備「一枚の布が空間の印象を空気を変える」
この日のエルデは、工藤由美さんの布と、レイアウトで
今までにない、雰囲気の空間になりました。
一枚の布を窓にかけるだけで。
布を通る光。
布と光のモザイク。
由美さんが、くるみを窓辺に置きました。
上半分は布です。布にはエッセンシャルオイルが染み込ませてあるそうです。
時間とともに、
窓辺の飾りの香りが、お日様の光と熱でエルデの空間に広がり
ほんのり部屋中がいい香りとなりました。
ワークショップの準備「巾着の布」
参加者さんに、由美さんがパッチワークをした「表布」が机に並びました。
向こうのテーブルには、赤系。
こっちのテーブルには、青系。
参加者さんが自分の好きな布を選びます。
私には、この布がどのような、巾着となるのか全く想像がつきませんでした。
これで準備ができました。
参加者さんが来るのを待ちましょう。
ワークショップ「きんちゃく作り」 at エルデ
参加者の皆さんは、自分の好きな布を選び、
巾着作りが始まりました。
ちくちく、ちくちく。
布を縫う姿は美しく、
針をあつかう仕草、指先の動き、見ていて懐かしい幸せ感です。
巾着に「好きな色の刺繍糸でポイントをつけましょう。」と由美さん。
刺繍糸で 皆さんそれぞれ、好きな色の「私のアクセント」をつけました。
さらに、自分らしく、巾着がキラッと輝きます。
布のこと
「この小さな水玉の布が作られた国は、。。」なんて、巾着に使われている、パッチワークの中の小さな布のお話をしてくれました。
布それぞれに物語がありそうです。
そして、その布が様々な大きさで重なり合い、一枚の巾着になるための布となっているのが、とても面白いです。
おやつ:由美さんの手作りお菓子
由美さんが昨日、皆さんにと、お菓子を焼いて用意してくれました。
白崎さんのレシピで作ったお菓子だそうです。
作り方もとっても簡単だそうです。
巾着が出来上がる頃の嬉しい美味しいお茶の時間でした。
巾着ができました。
平の布だった時には、
検討もつかなかった布のモザイク柄が、
巾着になりました。
ちょこっとある、小さな黄色がアクセントだったり。
その方らしい、色合いの巾着だったり。
それぞれの色合いの肌触りのいい、
素敵な巾着ができました。
布のパッチワーク柄の合わせが、どれもとても魅力的!
工藤由美さんの布小物の魅力に驚かされました。
布小物展示販売会
午後からは、工藤由美さんの作品の販売会がありました。
・キッチンの布小物
・エプロン,ポーチ
手にとって、肌触りや色、
布の組み合わせの面白さを楽しませていただきました。
momo店長の感想:工藤由美 さんの「暮らしのお針子時間」
自分一人でも、楽しいこと、「喜びの種」の紹介したいと思っています。
針で縫うということは、一人で出来て、直線縫いなら難しくないですし
決まったことに集中するのは、楽で充実。と思いました。
そして、繋がった、工藤由美さんのお針子時間の企画でした。
自分自身(大人の方、お母さん)の「喜びの種」と思いましたが、
それだけではなかったのです。
縫う姿が、家族の喜びとなることを感じました。
私は、塗っていなかったので、
ご参加の方皆さんの、縫う姿の神々しさを感じたのです。
現代の生活では、縫い物をする姿に出会うことが少ないと思います。
子育ての時間に、子育てでなくても、
家族が縫い物をする姿が生活にあるということが
贅沢で素敵なことだということに気づきました。
こどもが育つ時に、
これからの自分自身にも、
あったらいいなと思う「暮らしのお針子時間」でした。
工藤由美さん開催していただきましてありがとうございました。
また、「暮らしのお針子時間」の計画をお待ちしています。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
写真・文:MOMO 店長 もぎしづこ
編集:茂木成美
今回のイベント
「暮らしのお針子時間」
プロフィール
工藤由美(くどうよしみ)
群馬県高崎市出身。前橋文化服装専門学校服飾科で2年、文化服装学院(新宿)で1年パターンとマーチャンダイジングを学ぶ。
埼玉県在住時代、家の中の布小物を全て自らの手で製作していたことがきっかけで、白崎茶会のお針子係りになる。
現在は群馬県高崎市在住。群馬県内や都内各所で布小物の展示・販売、ワークショップを行う。
愛称は「よっしー」。
好きな飲み物はお酒。最近はとりわけ「よなよなエール」が好きで、「あの金の缶を見ちゃうと、もう…」だそう。
Webサイト:https://www.yoshimikudo.com
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