2016-08-08
《おもちゃ屋の旅⑬》スイス・チューリッヒ動物園 は、こどもと動物の広い公園
2016年2月2日 スイス・チューリッヒ動物園。
真冬の青空の中の動物園を散歩した日のお話です。
ゲートの先には、どんな動物がいるのでしょう。
どんな動物の世界が、あるのでしょう。
*
今回はチューリッヒ動物園ブログ後編、「チューリッヒ動物園 外編」です。
前回の「チューリッヒ動物園 森・ジャングル編」も合わせてどうぞ。
チューリッヒ動物園の丘を歩く。
入ってすぐにお出迎えしてくれた、動物は。。。
あれっ? 気持ち良さそうに、寝てる。。
大きな、ねずみ。
カピパラくん?かな?
毛がふさふさですね。
すこし歩いていくと、フラミンゴが、水浴びをしていました。
それからまた、しばらく行くとシマウマがいました。
こっちを、見ています。
チューリッヒ動物園は、丘の地形の高低差を利用して、なるべく柵が無いようになっています。
シマウマは、柵の中ではありません。檻の中ではありません。
このような感じで、シマウマは、隣の敷地にいるのです。
どうして、出て来ないのでしょう。
不思議です。
ラクダくんの住むところは、素敵な石の塀の向こう。
ラクダさん、眺めのいい家ですね。
放し飼い?!のコウノトリに出会う。
チューリッヒ動物園で印象深かった動物の中に、コウノトリがいます。
コウノトリは、高い所にいました。
どのくらい高い?
▽こんな柵も作れないほど高ーい所に巣があるコウノトリもいます。
不思議です。
柵の中に住んでいるのではありません。
空は続いているのだから、どこへでも逃げられるのに。
コウノトリは、チューリッヒ動物園が『家』なのですね。
沢山のコウノトリがいるらしく、動物園のあちこちの高い所にコウノトリの巣がありました。
動物園のモニュメントのよう。
巣から巣へ、コウノトリが私たちの頭の上を低空飛行して行き交います。
羽を広げると大きくて、頭上を飛ぶ姿には、迫力がありました。
ゾウの為にゾウの為の大きさで作られた『ゾウの家』へ
日本のテレビで見たり、噂を聞いていて、来てみたかった『ゾウの家』が向こうに見えました。
やっぱり大きいです。かっこいいです。
行ってみましょう。
ゾウの家に近づくと、外にもゾウがいました。
のんびりと、水遊びをしていました。
外からみると、UFOのようなゾウの家の屋根はどうなっているのでしょう。
気になります。
ゾウの家に入ると、屋根の美しさが、空間を開放的に感じさせていました。
木の構造で、作られていました。
天窓は、光の入り方を研究されて形作られているそうです。
ゾウがいました!
みんなが、ゾウを見ています。
のっし、のっし。
のっし、のっし。と、ぞうが歩いていました。
ゾウさん素敵な家ですね。
住み心地はいかがですか。
ゾウは水浴びが大好きなんですって。
ゾウの家には、プールがあります。
そして、その、ゾウの水浴びの『水中の様子』を見ることができる工夫があります。
階段を降りた地下に、プールの壁の一部が強化ガラスになっていて、
水中のゾウの見学スペースになっています。
ゾウが水浴びしないかな〜。って。
こどもたちが、待っています。
ゾウさん来て〜。
「バシャーン!」とゾウが、プールに飛び込んで来て、泳ぐ姿を期待しながら、
こどもたちはゾウが来るのを待っていました。
私たちもしばらく待っていましたが、あきらめました。
こどもたちは、どうだったかな?
見れたらいいな。泳ぐゾウさん。
▽もしプールに入ってくれるとこんな風に泳ぐゾウさんが見れるそうです。
力強い動物たちの高台エリアを歩く。
動物園の高台エリアには、
柵の必要な動物たちのエリアがありました。
柵の中に最初に出会った、白いふくろう。
フクロウを見ていると、ハリーポッターなどの物語が湧き出てきます。
いるだけで、語る不思議な力を持つ存在でした。
かわいい坊やが、ガラスにはり付いて見ている視線の先には
どんな動物がいるのでしょう。
岩の上で、どっしりくつろぐ、『虎』です。
どっしりとした、風格。
大きな手。
こどもは、強いもの、カッコイイものに憧れるのでしょう。
*
また人が群がっているところがありました。
ライオンの庭です。
ライオンが歩いて向こうにいきました。
ごはんの時間です。
ライオンが、『待て』をしていました。「はやく、ちょうだい。」って。
こどもたちは、大喜びでした。
いろいろな、こどものための体験スペース。
こどもたちが、きらきらと飾られた木の周りに集まっています。
この柵の中は、こどもが動物とあそぶ為のコーナーです。
こどもと、付き添いの大人が入って『ヤギ』とあそぶことができます。
こちらは、『ぶた』とふれあうコーナーです。
「ゾウの家」を眺める見晴らしの良い丘の上には、
油圧式ユンボをこどもが操作する体験コーナーもありました。
ユンボの前に用意された、砂山の砂を、
こどもがユンボを操作し、砂を掘ったり、移動させたりする遊び場です。
(こどもひとりでの使用はできません。)
*
あちこちに、広くて、独創的な公園が用意されていました。
発想に夢がある、大人も遊びたくなる公園です。
こどもの、運動神経を刺激します。
登ったり。下りたり。揺れたり。ジャンプしたり。慎重にしたり。
チューッリヒ動物園でいつものおもちゃに出会う。
チューリッヒ動物園の売店です。
動物の様々なものが販売されていました。
あれっ?!
MOMOでも、売っているいつものおもちゃを発見しました。
スイス・「アトリエフィッシャー」の『六面体パズル動物園』です。
アトリエフィッシャーの、動物そのものの絵が、素晴らしいパズルのおもちゃです。
お家で、動物園の動物を思い出しあそぶパズル。
チューリッヒ動物園のお土産に、ピッタリですね。
子育ては、コウノトリみたいに、天に近いところで
こどもたちは、大きくて強いお父さんが好き。
そして、そのお父さんよりも、もっともっと大きくて、スゴイ動物がいて。
お父さんが一番だったのに、こどもがお父さんより大きなものを知る・見る動物園。
チューリッヒ動物園は子どもも地球の動物を知る動物園でした。
チューリッヒ動物園で、ゾウやキリンをみるのが楽しみと思っていましたが、
動物をみて喜んでキラキラとこころが輝いているこどもたちの姿を
私たちはたくさん見て楽しませてもらいました。
チューリッヒ動物園は、こどもたちと動物の喜びのための、広い広い公園でした。
*
動物や植物が豊かに生きる世界が、神様がつくった地球。
アマゾンや、アメリカ、アフリカ、アジア、ヨーロッパの
森やジャングルの中の動物や植物のエネルギーの大きさと力。地球の力。
地球の全ての生命のためにバランスを守らなくてはならないこと。
チューリッヒ動物園は、『私たち動物が地球上で豊かに生きる』ということを考えさせてくれました。
高い高い巣の上で、夫婦で子育てしているコウノトリ。
神様からあずかった、子育てのお仕事は、
コウノトリみたいに、
普通よりも、天に近いところ(気持ち)で、いいんだなぁ。と。
地球の未来、この子たちの未来に、
今と変わらない豊かな命でいっぱいの地球があるように、
地球の動植物の命を知り、地球全体を守りましょう。と、
様々な動物と動物の生息地、環境の体験を通して
チューリッヒ動物園が語っているように感じました。
*
チューリッヒ動物園、今は、夏。 カピパラくん。ゾウくんどうしてるかな?
きっと、水浴びしているのかな。
写真・文:MOMO 店長 もぎしづこ
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