2016-08-05
《おもちゃ屋の旅⑫》スイス・チューリッヒ動物園 『森やジャングルは、強いエネルギーの世界』
2016年2月私たち家族は、ヨーロッパを旅しました。
国際玩具見本市からどうせドイツまで行くのなら!と、スイスのチューリッヒへ。
そして、チューリッヒまで行くのなら、『チューリッヒ動物園』へ!と。
チューリッヒの駅からトラムに乗って、
静かな町並み、大学、閑静な住宅街の丘の中をゆっくり走り、
20分ほどで『チューリッヒ動物園』に到着しました。
リスの人形。
あれっ? 真ん中は、MOMOの社長のパパでした。
おとこの子が近づいてきて、仲良くしたいのかな?と思ったら、
「おじさん、早くぼくに貸してよっ。」て言われました♪
*
たくさんの写真の中の少しですが、長いお話になりますので、
館内の森・ジャングル編と外編、お話しを2編に分けました。
動物とこどもがゆっくり過ごす『スイス・チューリッヒ動物園』の森・ジャングル編のお話です。
ようこそチューリッヒ動物園へ
トラムから降りると、チューリッヒ動物園のシンボル、風車が建っていました。
ここが!チューリッヒ動物園か〜。
電気ではなく、風が手伝うサイン。
チケットを買って中に入りました。
入園すると、私たちを迎えてくれたのは、『ペンギン』でした!
本物と同じような大きさと表情、動きの人形です。
「ようこそ、ようこそ」ってペンギンたちが言っています。
ペタペタ、ペタペタ。
森やジャングルに住む動物たち
始めに、エントランススペースのペンギンの後ろの建物に入りました。
鳥や、小動物、『ガラスの中からの観察に向いている動物』がいる園舎でした。
ここの空気は森以上でジャングルみたい。
壁のボードのインフォメーション
ここにいる
鳥の絵
名前
特徴
生息地の場所を、地図で
を一目で解るようにインフォメーション。
遠い国の鳥たちが、この森に集まっています。
ゆっくり時間をかけて、鳥を探す一日もいいですね。
あっ!いた!
きれいな鳥。
ガラスの中の森のサル
ガラスの中に森が作られいろいろな種類のサルがいました。
このサルは身体は小さいけれど、黄金の色。美しい金色でした。
不思議なさるもいました。
鳥にしようか、ねこになろうか、さるになろうか迷って生まれたのかな?
さるという動物は、からだは小さく、ぴょんぴょんと木を渡る
人みたいな、鳥みたいな、動物です。
こんなサルに森で出会ったら、神聖なんでしょうね。
近くでは会えないとんでもない生き物
コバルトブルーの青いカエル。
クモ、タランチュラでしょうか。
ワニ。
ワニさん、おやすみ中ですね。
*
アジア、アマゾンや、アフリカの森。
ジャングルってすごいですね。本当に今、ジャングルがあって
このような、神秘な動物たちや、恐竜のような強い動物たちがジャングルに
柵もガラスも無く、歩き回って暮らしているのです。
人間なんて、弱いものだなぁ。
動物たちのエネルギーは大きいんだなぁ。と。
あたりまえのことですが、いろいろと思います。
ジャングルという楽園。守らなくては。
ジャングルがあるっていうことは、地球の健康な部分健在ということなんだと感じました。
チューリッヒ動物園の「人工」熱帯ジャングルへ
次のジャングルはチューリッヒ動物園の一番奥にあります。
動物園のゲートをくぐりました。
ここからは、広大な動物園の敷地になっていて、熱帯の森に住む動物達の世界が作られています。
*
この、動物園の一番奥の敷地に大きなドーム(体育館のような)があります。
そこには、熱帯のジャングルの動植物の世界が作られていました。
ジャングルの中の気圧や、温度、湿度は違うので、
扉の厚いドアを開け、長いトンネルの準備室に入ります。
準備室には、これからの世界は、地球のどこなのかの解説がありました。
ここの場所は、世界の中のココのことなんですよ。
こどもも、わかる。大人もわかる。工夫があります。
興味がわきます。
何回か、厚い扉と部屋に入り、ジャングルに着きました。
温度も湿度が高くて、眼鏡が曇ります。
カメラのレンズもしばらく真っ白。どうしよう〜。
蒸し暑くて、はじめは、息苦しいかんじがしました。
▽2月でしたが、ジャングルの中はこの気温!蒸し暑い!
沼があったり、そこには、動物がいたり、
こどもたちは、興味深く、動物をさがしてみていました。
鶴のような鳥がいました。
帰りに、鳥のインフォメーションに、あの鶴のような鳥が紹介されていました。
何か、シールが貼ってあります。
IUCN とは?=レッドリスト「絶滅危惧種」の動物のこと。
貴重な鳥の姿に、すぐそこで出会うことがことができました。
うれしいです。
すごいことです。柵も無く、自然に散歩する様子を見ることができるのですから。
ジャングルのレストラン
ジャングルの池のほとりにレストランがありました。
池を見ながら、サラダとパンで、ちょっとひと休み。
楽しいけれど、広い動物園は体力を使います。
お腹もすきました。
ほっと一息できました。
*
ゾウや、キリンをみる動物園と思っていましたが、
森やジャングルで生きる、動物や、鳥や小動物をたくさん見たり、考えたりすることができました。
ここまで、しっかりと森・ジャングルの気候的環境までを再現するチューリッヒ動物園に驚かされました。
そこには、植物が生い茂り、小さな動物や鳥が住んでいて、
私たちが散歩できるのです。
植物や小さな動物、鳥の強いエネルギー世界でした。
地球に森やジャングルがあってその中に動物がいるということ。
そしてそれが地球にとって、とてもたいせつなことなのですよ。というメッセージをしっかり受け取りました。
きっと、こどもたちも、言葉にはしませんが、受けとめているのでしょう。
だって、あんなにきらきらとした目で、森の中を見ていたから。
チューリッヒ動物園の森や、熱帯ジャングルのお話でした。
次回は、ゾウやライオン。外の動物園のお話です。
ガラスにくっついて、この子が見ている先には、何がいるのでしょう。
『チューリッヒ動物園は、動物やこどもが過ごす広い広い公園』につづく。
文・写真 MOMO 店長 もぎしづこ
※動物の名前をお伝えできずに私としても残念です。申し訳ありません。
その他の表現に間違えがあることがありましたら、どうぞそっと教えてください。
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