2014-06-12
シュタイナーの手作り人形でたくさんの生まれるもの。
『おもちゃ箱』というおもちゃの輸入会社のカタログの中で手作りの人形が紹介されています。
ちょうど、ウォルドルフ人形のようなお人形、シュタイナーの手作り人形です。
おもちゃ箱カタログの中の『手作りの人形のキット』を買った時に
必要な方に作り方の説明、アドバイスをしています。
おかあさんの、作りたい、作ってあげたいという想い。
やさしいだけじゃない、
強くて、長いおかあさんの変わらない気持ちと、時間と、手で、お人形が誕生します。
「今日は、MOMOさんにお出かけしましょう〜。」と
MOMOでおかあんたちが作ったお人形たちが、あそびに来てくれました。
むちむちして、
とってもかわいい。
「お家で、ポイッとされてたり、あそんでくれたり♡していますよ。」と、おかあさん。
お家でそれぞれお人形を楽しんでいる様子です。
おかあさんが、羊毛から、作ったのですから、
買った物とはちがう喜びをもって、おこさんはうれしいのでしょうね♪

ほんのすこしですが、ご覧ください。
(写真は、現在制作中の方を含め4人の方のお人形作りの様子から選んで使っています。)


人形作りは、この球を作ることから始まります。
はじめてさわる羊毛。。
球。。
シンプルなかたち作りに、
思ったよりも大きな苦労をさせられます。
『まあるいもの』をつくるって、こころのバランスが必要です。
作りながら、整います。
ん? そう! こどもの時作った、泥団子!
泥団子作りが大切なことを感じます。
だから、
だんだん、球が大切な存在に。。

おかあさんの、羊毛を持つ感じが変わってきます。


球は、頭の中身です。
チューブガーゼで、球をまとめて、
てるてる坊主のようになるのです。

苦労して愛情こめて、作った球が入った『てるてる坊主』。
人形になっていないのに、すでに、かわいい。。
(不思議に、この頃から、前と後ろが自然にできてきます。感じます。)
凧糸で、
目線、頭の形成。

なんだか、ほら。
こどもの横顔。
お母さんを見ているよう。。


説明書を見ながら人形を作ります。
ここの、手、足に羊毛を詰めるところ。
手足には、羊毛で『星』を作っていれます。
片腕に、40個〜60個の羊毛の星が入ります。
(お人形の種類によって羊毛の詰める方法はかわります。)

こうして、指でひとつづつ、羊毛で作った『星』を手足に詰めていきます。

頭、足、手。
(手には、これから羊毛を詰めます。)
中央の羊毛の玉は、手先や、足先に詰める羊毛です。
この玉は、『手』になります。

手に羊毛を詰めて。
からだに付けます。
足をからだに履かせます。
すると。。
お人形!!

なんだか、すっかり、お人形!


こどもが、お母さんのお腹のあたりで、気持ちよくいるように見えるのは私だけでしょうか。
こちらの写真のお母さんは、64才です。
「お友達のお孫さんに作ってあげられるようになりたいのですよ。」って。

現在製作中のFさんは、お子さんにプレゼントします。

保育園ではじめて縫い物を始めたそうです。
最近、お裁縫セットを買ったそうです。
そして、お人形! 素晴しい〜☆
もうすぐできますね。
明日は、頭の予定です。
髪を作ります。


昨年つくり始めた、お二人は、お人形の同窓会。

「パンツも作ったの〜?かわいいい!」

お人形をつくることで、
人と人との関係も生まれます。
人形を作ることで、自分を知ることもできる不思議な人形です。
最初の球を作るところから、
物をいろいろな方向から見ていないことに気づかされたり。。
ひとつのお人形づくりで、
お人形だけでないさまざまなものが生まれます。
子育てと自分を発見する不思議なお人形づくりなんです。
私は、皆さんとのお人形をつくる癒されの時間を楽しませていただいています。
ありがとうございます。
MOMOでも、みなさんのご近所の木のおもちゃ屋さんでも
シュタイナーの手作り人形があるとおもいます。
子育て時代に、おかあさんにもおすすめのお人形のご紹介でした。

☎ 027-362-3508 (MOMO11:00-18:00 火・第三水曜定休)
メール info@momotoys.jp
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