2012-05-21
ベルリン動物園の動物たち「その2 カバ館」
今回はベルリン動物園でいっちばん楽しかった「カバ館」についてです。
日本の動物園では見れなかった意外なカバの姿が見れました。
いままであまり興味なかった人でも「カバ館」に行けば、カバ好きになること間違いなしです!
さて、緑いっぱいの園内を進み、今回ベルリン動物園を訪れた最大の目的地へ向かいます。
看板を見つけました。
カバのマーク!
そう、今回の目的はベルリン動物園でカバを見ること。
ベルリン動物園にはなんと!カバ専用の「カバ館」があるんです!
カバ館に向かうと入り口に等身大カバが!!
記念撮影をする人々で大人気。
もちろん私も・・・
嬉しすぎて顔がデレデレしすぎているので自主規制させていただきます・・・。
さていよいよカバ館の中へ!
想像よりもずっと大きい立派な建物です!
「なんでカバ館?」と思われてしまうかもしれません。日本の動物園ではあまり人気ないかも・・・
日本だったら人気者と言えばパンダですね。
しかしドイツではカバはこの人気!
開園して間もなくなのに、こんなに人がいます!
どうしてカバ人気なんでしょう。
ドイツの男の人の「ビール腹」に似ているから・・・??
カバ人気の理由はよくわかりませんが、
でも!このカバ館は人気の理由がよーくわかります。
巨大な水槽の中で大きなカバが動き回るんです!
こんな小さな男の子も水槽にぴったりくっついて自分より大きなカバを見てます!
※ちなみに日本1番人気のパンダはあまり人気(ひとけ)もなく・・・こわい顔でぐーぐー寝ていました。
そういえばシュライヒのパンダもあんまり力入ってないよなあ・・・とか思ってしまったり・・・。
ドイツではあまり人気ないんでしょうか。
いまMOMOではシュライヒコーナーにこんな感じでカバがいます。
日本でのカバのイメージって、おだやかで、優しくて、歯磨き・・・みたいな感じでしょうか。
水色やピンクに塗られたり・・・。
そう考えるとこのディスプレイって、こんなのカバさんじゃない!って思われてしまうかも。
ですが!実際カバさん!とっても激しいんです!
こんな近くでカバの戦い!迫力満点!
このドイツ人の方、すごい臨場感ある撮影できてそう!
激しい!カバ!
激しい展開に老若男女大盛り上がり!
最近では少し有名になってきましたが、カバは実はとっても凶暴な動物。
おっとりしたイメージはきっと、暑い昼間はずっと寝ているという習性からでしょうか。
涼しくなる夜になると食べ物を求めて水の外にでていくという、
なんというか・・・不真面目な大学生みたいな動物なのです。
カバ館では昼間でもよく動いていたのは、涼しいからでしょうか。
そこはきっと行動展示の仕組みがちゃんと作られているんでしょうね。
すごいです、ベルリン動物園。
カバ館の入り口にこんなボードがありました。
よーく見ると人の名前や会社の名前です。
カバ館の建設に協力してくれた人々のリストのようです。
人々の協力で出来ている素敵なカバ館。
こんなに激しく動き回るカバを見たのははじめてで、とっても興奮しました!
本当はこんなに動き回るのになあと思うと、
コンクリートの狭い地下牢みたいなところにいれられてじっとしている某動物園のカバたちがかわいそうになってしまいます。
最後にこんな嬉しいカバくんのお見送りが!
「また来いよ!」と言われている気がします。
また行きます、カバ館!
★次回は「シュライヒのモデルぜったい君でしょ!」という出会いをお伝えします。
お楽しみに。
関連記事