2012-02-09
パパのドイツ日記・5日目「オストハイマー社見学」
社長ドイツ5日目です。
今日は2回に分けて更新します。
まずはオストハイマー社の見学の様子をお伝えします。
社長より、「(一緒に旅行している方から)好評だよ〜。」との嬉しいお言葉をいただきました。
ドイツにも届くよう、群馬の片隅から更新がんばります。
オストハイマー社(公式サイト)は曲線が美しい木の動物やお人形をつくっているメーカーさんです。
ドイツの幼稚園には当たり前のようにオストハイマーの動物がいるんだとか。
キリン。
うさぎ。
白雪姫。
赤ずきんちゃんの物語。
このすてきなお人形をつくっているオストハイマー社の見学をさせていただいたそうです。
オストハイマー社の工場見学の前に、オストハイマーの方々と食事へ行ったようです。
こちらの方はなんと!オストハイマーの創業者マルガリーテ・オストハイマーさん。
帽子がも笑顔も素敵なご婦人!
「カーテンがきれい!」と店長が感動していたレストラン。
食事もとってもおいしそうです。
生のいちじく!
くだものと魚の料理ってとってもおしゃれな感じがしませんか。
そしてこちらがオストハイマー社。
カタログにも載ってる本物!
案内をしてくださったのは社長のシューレさん。
シューレさんが社長に就任したのは1996年だそう。
いまオストハイマー社はオストハイマーのお人形だけでなく、存続の難しくなった工場のおもちゃの生産を引き継ぐこともしています。
そのためにシューレさんがご尽力されていることは間違いないでしょう。
手に持っているのはなんでしょうか?
左側にさりげなく飛んでいる鳥がとってもきれい。
倉庫です。
原料の木材がこんなにたくさん!
シューレさんが指さす先には・・・
わ!木に模様がぎっしり!
スタンプで印を付けて、木から無駄なく切り抜くのです。
この動物は・・・この子かな?
どのように切り抜くかというと、
この板から・・・
大胆に!
慣れた手つき、さすがマイスターですね。
あ、シューレさんでした!
シューレさん切り抜きもできるんですね。現場もできる社長さん、さすが!
あれ、もしかしてこの形は、この左の人になるのでしょうか。
完成まではまだ工程があります。
オストハイマー特有の柔らかい曲線に削って(磨いて?)いきます。
おお。この作業をしながらもシャツを着ているところがドイツらしいですね。
作業と服装のギャップがとても良いです。
この子は仔うしでしょうか。
出来上がるとしっぽも付いてこんな感じになります。かわいい〜
次の作業は絵付けです。
ひとつひとつこうやって人が塗っているんですね。
しかも下絵もなく直接塗料を塗っていくそうです!すごい!
この方たちもやっぱりマイスター!
最後は塗料の定着とバクテリアを殺菌するための”どぶ漬け”というものをします。
牛さんが浮いてる〜。
乾燥したら、しっぽなどの付属品のあるものはしっぽをつけて(これももちろん手作業)、出荷されます。
ぎっしりのワニは大迫力!
ん?こちらも大量の整列。
カンガルーです。
耳がぴょこぴょこ並んでかわいいー。
下にちらっと見えるのは火を噴くドラゴン!
メルヘンや冒険の物語の生き物がたくさんいるのもオストハイマーの魅力です。
ちなみに私がいまいちばん欲しいのは・・・
火の精。
社長これですよ、買って来てね、よろしくね。
最後にみなさんで記念撮影。
シューレさんもイケメンですね。
素敵な工場見学でしたね。
オストハイマーは急にすごく好きになりました。←単純
☆工場に行けない私たちでもこのページでオストハイマー社が作った動画が見れます。
切り抜き、面取り、着彩、どぶ漬けなど、職人技がたくさん見れます。
日本にいながら工場見学できる時代ですよ。
動画を見る時間がないって方は百町森さんのこの記事がとってもわかりやすいのでおすすめです。
ちなみにオストハイマー社のこのページではオストハイマー特製「時間割」がもらえます。
かわいいのでぜひどうぞ!
「パパドイツ日記・5日目」はシュタイナー幼稚園編に続きます。
関連記事