2013-09-18
2013年9月15日(日)としくらえみ講演会『シュタイナー教育と出会って~わたしの子育てとドイツのシュタイナー幼稚園~』
青く高い空。
気持ちの良い秋が始まりましたね。
読書、音楽、芸術の秋。。。
私たち68名は、うれしいことに、
一足早く秋の講演会を開催、楽しむことができました。
2013年9月15日の日曜日、
京都から新幹線に乗ってとしくらえみさんが高崎に来てくださいました。
会場には、60名の参加者と赤ちゃん3名、としくらえみさん、MOMOスタッフ5名、集いました。
【写真】 小人の作り方の説明 をしているとしくらえみさん
「机からではなく、わたしの近くに輪になって集まっていただきましょう。手元を近くでみていただきましょう。」
すこしだけブログを見てくださっている皆様を『としくらえみさんの講演会』にご招待です。
■講演会について
2013年9月15日(日)
としくらえみ講演会『シュタイナー教育と出会って〜わたしの子育てとドイツのシュタイナー幼稚園〜』
会場:高崎市総合福祉センター 会議室1
第一部:写真の鑑賞とお話し
としくらえみさんがドイツの幼稚園や小学校で撮影した写真を見ながら、シュタイナー幼稚園、小学校についてのお話をしていただきました。
第二部:小人づくり
としくらえみさんからのみなさんへ『おまけ』です。フェルトと刺繍糸と羊毛で参加者のみなさんそれぞれ小人をつくりました。
■講演会が始まりました。
としくらえみさんが一冊の本からシュタイナー教育に出会ったこと。
20代で、思い立って、飛行機に乗り
ドイツのシュタイナーの世界にはいっていったこと。
それからのこと。。お話ししてくださいました。
そして、『シュタイナー教育 』のお話し。
生まれてから成人するまで(21才)を、七年ごとに3つに分けていますよ。
第一、七年期 0才〜7才 <自分の意思の力を大事にする時期>
赤ちゃんから7才までは、これやりたい!これ面白い!自分の意志で生きる力を育てる時期。
第二、七年期 7才〜14才 <感情を育てる時期>
数っておもしろいな〜。数ってこうなってるんだ〜。と喜びをもって学ぶ時期。
第三、七年期 15才〜21才 <思考を育てる時期>
世界と出会う。そして、自分で頭を働かせて思考する。
子どもが大人になった時に、自分で行動できる人間になってほしいですね。
『自分の頭で考えて、心を動かし、自分で行動する人。それが本当に自由な人間なんです。』と、
シュタイナーさんは言っています。
自分もそうなりたいし、子どもたちにも、みなさんにも伝えたい。
と、としくらえみさんがお話ししてくれました。
■ 第一部:写真鑑賞とお話し
ドイツのシュタイナー幼稚園や小学校をえみさんが撮影した写真で
としくらえみさんが出会ったシュタイナー教育をみせていただきました。
シュタイナー幼稚園の園庭で遊ぶ子どもたちです。
外での砂遊び、森での散歩などの遊び。たくさんするそうです。
写真に、台の上や机の上を歩いたりする写真が、たくさんありました。
シュタイナー幼稚園では平均台遊びなど、バランス感覚を養うことを重要としているそうです。
子どもの頃に身体のバランスを整え(バランスをとることが上手になる運動神経を作る)ると、
大人になった時には人との心のバランスをとれるようになる。
(からだから心へです。わたしは、このお話しが特に心に残りました。)
幼稚園夏祭りの様子です。
園庭にテーブルがいくつもあり、それぞれに何かで遊べるように用意されているそうです。
このテーブルは、羊毛のコーナー。
羊毛でちょうちょを作るテーブルということです。
こちらは、シュタイナー小学校の通知表です。
※成績なので文章の部分はぼかしました。ぎっしり言葉が書いてあります。
数字の1や5ではないんですよ。
全部先生からの言葉なんですよ。
(小学校の教諭をしていた私の母にこのことを言うと。。数字の評価よりもずっとこの方が大変だよ!
子どもをよく知らなきゃ書けないからね。と。いっていました。)
えみさんが160枚の写真をこうして、その日を思い出すようにお話ししてくれました。
不思議なことに、50枚くらい、いや、30枚くらいに感じています。
あっという間に感じました。
子どもたちが遊ぶ、学ぶ、写真をみながら
子どもたちの様子から、シュタイナー教育を知ることができました。
美しい特別なものもありました。
でも、私たちと同じものもありました。
砂遊びとか、子どもが高い所に登るとか。。
としくらさんのお話しを聞いて、
自分の家の子が、自分で喜んで夢中でしていることに
私たちは、何かの意味を見つけ出せそうですね。
■ 第二部:小人づくり
さあ!写真にも登場していた羊毛やフェルトでつくった人形の
小人づくりの『おまけ』の時間です。
えみさんの手元がよく見えるように、周りに集まりました。
(みなさんが集まったこの様子が、私には花のように美しく見えました。)
みなさんの手元をえみさんが見てくれました。
写真を見て、お話しを聞いて、草木染めのフェルトと羊毛で小人づくり。
写真の中の世界が手の中に。
赤ちゃんと一緒にご参加のお母さんも
小人づくり。
ほんとうに、ご参加くださって、ありがとうございます。
赤ちゃんと一緒に、ちくちく。ちくちく。
きー君のママも、
ちくちく、ちくちく。
きー君が小人を見たらどんな顔するのかな?
ハイ出来上がり!
MOMO の三田さんも作りました。
社長も作りました。
私が作った講演会前の青い小人は、ちょっと違いますね。
でも、それぞれで、いいですね。
(講演会に参加してくださっていたお菓子屋さんのso-yaさんのブログにも素敵な小人の写真が載っています。)
としくらえみさんの講演会と『おまけ』いかがでしたでしょうか?
この、ブログのお話しは、ほんの少しです。
特に写真はもっともっとたくさんです。
本もいいですが、
ご本人からお話しを聞けるのはうれしいですね。
またぜひ、機会がありましたらご参加ください。
世界中で、子どもたちの豊かな成長を願って、教育をしています。
人間ってすごいですね。
感動します。
としくらえみさんに、シュタイナー教育のお話しをしていただき本当に感謝いたします。
そして、ご参加くださった皆様にお礼申し上げます。
また、来ていただきたいですね。
なんて、終わったばかりなのに思うこの頃です。
☆ご参加のみなさん、ご質問・ご感想ありがとうございました。
皆様からいただきましたご質問のお返事がとしくらえみさんからメールで届いています。
ご質問のお返事ブログを制作します。
どうぞ、おたのしみに!
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